イギリスで仕事をする

渡英した昨年から始めた翻訳のお仕事。クライアントは日本の企業で、在宅で仕事が出来ることから、気に入ってはいるけれど、ずっとお家でお仕事するのは孤独だと感じるように。。。翻訳自体は好きだけれど、人と話したい!私の英語は、このままでは伸びないのでは!と、悩むようになり、配偶者ビザを取得してから、就職活動を始めました。ヨークシャは特に日系の会社が少なく、日本のエージェントからは、1年に1件求人があるかないかとまで言われる始末。ですが、ここにきてなんとか短期のお仕事だけれども、ローカル企業のファイナンスチームで働くことが決まり、7月からお仕事を開始しました。仕事自体はそこまで難しいものではないのですが、私以外、全員イギリス人という環境は未だにチャレンジングです。良かったなと思う点は、日本でファイナンス関連の業務をしていたことから、やはりファイナンス関連の仕事が、私は好きだという気持ちを取り戻すことが出来たこと。長い目で見て、どんな経験もきっと役に立つと思って毎日何とか頑張っています。

日本が大好きだし、毎日のように日本の生活を思い出していますが、働く環境、働きやすさ、ワークライフバランス的な角度から見ると、イギリスの方が、個人、又その家族が尊重されており、働きやすいかな?と個人的に実感しています。

  • 基本的にタイムカード的なものはなく、信頼ベース。フレキシブルはほぼ常識?
  • 上司、部下の関係が日本よりフラット。(上司がとびっきり美味しい紅茶を全員に淹れてくれることも日常茶飯事)
  • 仕事は楽しみながらするものという概念が浸透している。どんなストレスフルな環境でも、楽しんでやっている?ということを上司がよく聞いてくれる。
  • 金曜日の午後は、週末への序章。。。3時を過ぎると、1人、また1人と、帰宅していく。。。
  • (勤務地がハロゲートだからかもしれないけれど)すぐ近くのウォーキングコースへ、仕事中ふらりと出かける。でもこれが午後の仕事の効率化にとても貢献している!
  • 会社のメンバーでのディナー、パブ時間は基本パートナーも同席してok 等々

彼の仕事の職場環境を知っていたから、すべてびっくりというわけではなかったけれど、私は日本で、長い伝統を重んじる日系企業でしか働いたことがなく、保守的な風土だったので、イギリスの企業は新鮮に映ります。

今は、フルタイムの仕事、翻訳、そして経理の資格に向けての勉強と、一週間がローラーコースターのように過ぎていきますが、久々のエネルギッシュな日々を楽しみつつ、出来る範囲での丁寧な生活を続けれればと思いながら過ごしています。