イギリスで家を買う③

イギリスでの家の売買に関して、平均で3ヶ月かかると言われていますが、我が家も特に大きな問題がなく進み、8月18日に鍵を受取り、オーナーとなりました。オファーがアクセプトされたのが、5月中旬だったので、受取りまでちょうど3ヶ月、house viewingなどの白紙の状態からのスタートでも4ヶ月と平均的なタイムスケジュールだったように思います。

前回の投稿で家のSurveyまでを書きましたが、その後のプロセスとしては、

  1. 契約書のサイン
  2. デポジットの支払い
  3. 鍵の受取り

私たちはfirst buyerであること、surveryの結果が特に問題なかったので、より詳細のsurveyや、surveyの結果を踏まえての価格交渉等を行なわなかったことが、スムーズに進んだ要因のように思います。

準備が出来ていないのは、私たち夫婦側であり、鍵を受け取ってから、大慌てで引越しの準備を進める始末。。。週末ごとに、掃除や庭のお手入れ等に新居に出向いていますが、まだ引越しは完了していません。

家の購入は初めてのことであり、私たちなりに熟考し、選択したお家ですが、所有者になったからこそ、見えてくる現実がやはりあります。おそらく自分たちの家具を置いたり、生活していくなかで、徐々に愛着が沸いてくるでしょうし、考え方は変わるように思います。ですが、マイホームを建てたら生涯そこで暮らす傾向が強い日本の文化で育った私は、どうしても完璧なものを目指してしまう傾向にあります。最近思うのは、はやり柔軟な心を持つことの大切さ。今現在でも、私のキャリア面で近々変化があることが確定していますし、今後子供をもつ日がくるかもしれない、人生は変化の連続のような気がします。イギリスのライフスタイルの変更に応じた家の買い替えが根付いている文化は、とても合理的だと感じるようになりました(投資目的での売買も多いですが、、、)。まずは、自分たちが心地よく暮らせるお家を目指し、愛着をもって、お家を大切にすること。DIYやリフォームがイギリスでは主流ですが、自分たち目線だけでなく、買う側の目線、トレンド等もきちんと視野にいれることが大切だと感じます。何に関してもそうですが、悩み、楽しみ、夫婦での経験値を上げていければと思います。

今のキッチンもカントリー風で素敵なのですが、キッチンはとても大切な場所。早速キッチンのリフォームを考えています。CADが使える夫が、オーダーメイドで設計してくれることに。今は設計を1から考えています。頭を悩ませますが、幸せな時間です。

 

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Bettys Cafe Tea Room

Afternoon Teaでとても有名なBettys. ハロゲートを代表する観光名所の一つとも言えます。特に改めて私から紹介できることもないのですが、ハロゲート在住ということで簡単なご紹介だけさせて頂きます。

Bettysは、スイス人のお菓子職人により1919年にハロゲートにオープンしました。週末や、夏の間は、いつも長蛇の列ができていますが、ハロゲートの中心部の店舗は朝9時からオープンしており、朝は比較的並ばずに入ることができるので、ブランチとして利用されるのがお勧めです。ローカルのお友達とは、さすがにBettysへ行こうとはなりませんが、日本やロンドンなど、遠方から訪れてくれるお友達とは、はやりBettysを利用することが多いです。期待を裏切らないサービスと、味わい、老舗ならではの趣があります。

観光客に人気なのはもちろんですが、ローカルにも愛されているというのが、Bettysの一つの特徴のように思います。ローカルのおばあちゃま達の憩いの場であったり、近所のジェントルマンは、週に最低でも3,4回はクロワッサンを買いにいくとおっしゃっていたり、地域の人々の大切なお店でもあります。ベーカリーが美味しいので、併設されているストアで、ベーカリーをささっと購入し、公園等で頂くのも通な利用方法。ストアで購入できるもう1つのお勧めは、自宅で楽しむ用のホットチョコレート。スーパー等で売っているのと比べると少し値はしますが、とっても美味しいホットチョコレートが簡単に自宅で味わえます。紅茶やコーヒーはそれぞれの嗜好があったりしますが、これは間違えなく喜ばれるお土産としても重宝しています。是非一度足を運んでみて下さいね。

 

Knaresborough

ハロゲートのお隣の街、Knaresboroughをご紹介したいと思います。

ハロゲートは、スパタウンや、Afternoon Teaでお馴染みのBetty’sがあることから、North Yorkshireの観光地として、比較的人気だと思います。洗練されているお店が、コンパクトにまとめられており、お友達や家族、そして自分へのプレゼント等を買うのに、とても便利です。

今回ご紹介するKnaresboroughは、ハロゲートから、車やバス、電車と、どの交通機関を使っても約20分ほどの場所に位置します。ハロゲートより、どこかのんびりとリラックスした雰囲気で、地元の人も、のどかで温かく、下町のような雰囲気も残っています。Knaresboroughの私の一番のお気に入りは、城跡がある公園から眺めるviaduct(高架橋)の景色。River Nidd、川に浮かぶボート、教会、人々が住む家々、、、すべてが美しく調和され、何度見ても、シャッターを押さずにはいれません。(城跡へは入場料がかかりますが、城跡がある公園はオープンスペースでもちろん無料、電車、バスの駅からも徒歩5分程です。)

Knaresboroughには、地元の人が営む小さいながらもオーガニックストアや、とても素敵なお洋服を扱っているブティック、アイスクリーム屋さん等々が点在し、私もすでに常連となり、お店の方々との会話を楽しみながらお買い物しています。それぞれのお店がとても素敵なので、またご紹介したいです。

毎週水曜日はMarket Day、地元の野菜や、お肉、お魚、日用品など、青空市場で賑わいます。Marketの歴史は古く、1310年から続いていると言われています。Knaresboroughは、ハロゲート、ヨークの間に位置しますが、海外からの観光客はまだまだ少ないように思います。私も大学院時代は、存在すら知りませんでした。ハロゲート、ヨークにいらっしゃる際は、是非是非立ち寄ってみて下さい。

ちょこっとメモ:ハイビジョンの「世界ふれあい街歩き」という私も大好な番組に、昨年取り上げられたようです。家族に何枚もViaductの写真を送りつけていたので、母がみて、ここは!とすぐ分かったとメールが来ました。

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イギリスで家を買う②

家の購入に向けて、前回の投稿から1ヶ月以上経ちましたが、特に大きな進展もなくという状況でした。始めのうちは、夫にソリシターから何か連絡があったか?ということを、ワンワンキャンキャン聞いていましたが、特に何もないという日々が続き、ここ最近は夫婦での話題にさえならない状況が続いていました。今住んでいるエリアに、小さくも少しポッシュで素敵なホテルがあり、そこのプールおよびジムの月謝が半額のキャンペーンをしていることを知り、即日入会してしまい(そこのスチームスパと、サウナが素晴らしいのです)、すでに2か月分は支払いを終え、この先2ヶ月はここに居れたらいいなとまで思う始末。同じ街での引越しなので、少し遠くなるという程度なのですが。。。

ですがここに来て、ソリシターから連絡があり、サーベイ、サーチの結果が手渡され、書類準備も順調に進んでいるとのことでした。

Survey:Surveyor が家の状態を調査し、1~3段階で評価する

Search:家そのものではなく、家の周りの環境に関わる項目が明記されている

私達は古い家ということを一つの条件にしていたのですが、サーベイで、築140年であることが分かりました。あとは、ボイラーが古い、いずれ屋根の修理が必要になる等々が明記されていました。ボイラーに関しては、house viewingに行った際に、エージェントが教えて下さり(とても誠実)、その分値引きさせて頂いたので、それ以外は特に大きな問題はなさそうで安心しています。家賃とモーゲージのダブル支払いは避けたいところですが、生活をスタートしてからの修理や工事は少しストレスフルなので、1ヶ月ほどのダブル支払いは仕方ないかなと話しています。小さい修理やリフォームは、それもきっと素敵な思い出になると思うので、少しずつ少しずつ、自分たちができることは自分たちでと考えています。

ちょこっとメモ:同僚に家を買うんだーという話をしていたら、new house? characterised house?と聞かれました。その時その時の所有者が、それぞれにcharacterisedしたという意味合いから、古い家をcharacterised houseと言うこともあるようです。

 

 

Who is speaking; 英語で電話対応

日本での会社員時代は、アメリカ、イギリス、香港等の現地法人との関わりの仕事が主だったため、メールはすべて英語という環境でした。ですが、英語で電話対応するというのは、一ヶ月に一回あるかないかという状況。イギリスでの就職活動中も、エージェントからの電話や、面接のアポイントの連絡は電話であることが多く、苦手だと思いながらも、英語での電話対応のマナー、言い回しなどをよく学ばずにここまできました。

今現在勤務しているイギリスの会社において、私の業務に電話対応は含まれていないのですが(良かった、、、)周りの同僚たちの対応を聞き取ろうと頑張っています。

そんなことも知らなかったのか、、、と思われるのも覚悟で、これはとても便利!と思った言い方を紹介します。

“Who is speaking.”

このとても簡単な一言が、まさに私が知りたかった言い回しでした。

例1.

相手側:Could I speak to Mr.A? (Aさんとお話したいのですが)

Aさん:Who is speaking. (それは私です)

例2.

相手側:Could I speak to Mr B?

Aさん:Who is speaking, please? (どちら様でしょうか?)*相手が名乗らなかった場合

まったく同じ一言ですが、違う意味になります。特に、例1の”それは私です”という言い方は、イギリス人はよく使っているように感じます。英語は長ければ長いほど、丁寧な印象になると言われているので、この言い回しはあまりにシンプルすぎる感じがしますが、今の私はネイティブが聞いても不自然ではないレベルの英語を少なくとも身に付けたいと思っています。恥を覚悟で、これからも、これは使える!と思えるフレーズを懲りずに紹介できたらと思います。

 

 

国際結婚

国際結婚はもはやそこまで珍しくない時代。ですが個人的には「国際結婚、よく決意したね」、「国際結婚って大変?」などの質問をよく頂きます。当の本人は、自分たちが国際結婚!という意識が薄く、いつもうまく答えられない。。。というもどかしさがあり、ブログのテーマに選んでみました。

幼少時代に過ごした家のお隣が、ヨーロッパ系のご家族であったり、父が英語が話せたことから、幼少期から英語を教えられたり(でも、私は英語が大嫌いで、全くの無意味でした)と、いわゆる外国人、海外というのが比較的身近であったのは少し影響があると思います。言葉、文化、習慣等々、国際カップルならではの障壁はあると思いますが、私はどちらかというと、誰しもがユニークな個性、価値観を持っている!と考える方なので、夫と何か障壁があったとしても、国が違うから。。。という思考をあまり持たないのが、国際結婚をしたという意識が薄いのかもしれません。

留学する前に、友人から坂之上洋子さんの「結婚のずっと前」という本をもらい、彼女の考え方が素敵だなと注目していましたが、最近彼女のブログを見つけ、一気に沢山のエントリーを読破しました。その中で、彼女が国際結婚に関しても論じているエントリーがあり、なるほど。と心の奥に落ちる箇所が多々ありました。「結婚」とは「覚悟」ということは、多くの方が言っていることではありますが、私にとっては彼女の論説がとてもしっくりきました。

“海のように透き通るような気持ちで、相手と相手のまわりのものも含めて全部受け入れてやるっ、ってくらいの覚悟”

この一文に尽きるように思います。国際カップルだから沢山の障壁があるのではなく、きっとどんなカップルも障壁がある。大切なのは覚悟があるかということ。”海のような透き通る気持ちで受け入れる。” 結婚してもうすぐ2年ですが、私にはまだまだ修行が必要で(笑)、日々イライラしていまうこともあり、今一度、心に落とし込まないとと思います。

 

イギリスで仕事をする

渡英した昨年から始めた翻訳のお仕事。クライアントは日本の企業で、在宅で仕事が出来ることから、気に入ってはいるけれど、ずっとお家でお仕事するのは孤独だと感じるように。。。翻訳自体は好きだけれど、人と話したい!私の英語は、このままでは伸びないのでは!と、悩むようになり、配偶者ビザを取得してから、就職活動を始めました。ヨークシャは特に日系の会社が少なく、日本のエージェントからは、1年に1件求人があるかないかとまで言われる始末。ですが、ここにきてなんとか短期のお仕事だけれども、ローカル企業のファイナンスチームで働くことが決まり、7月からお仕事を開始しました。仕事自体はそこまで難しいものではないのですが、私以外、全員イギリス人という環境は未だにチャレンジングです。良かったなと思う点は、日本でファイナンス関連の業務をしていたことから、やはりファイナンス関連の仕事が、私は好きだという気持ちを取り戻すことが出来たこと。長い目で見て、どんな経験もきっと役に立つと思って毎日何とか頑張っています。

日本が大好きだし、毎日のように日本の生活を思い出していますが、働く環境、働きやすさ、ワークライフバランス的な角度から見ると、イギリスの方が、個人、又その家族が尊重されており、働きやすいかな?と個人的に実感しています。

  • 基本的にタイムカード的なものはなく、信頼ベース。フレキシブルはほぼ常識?
  • 上司、部下の関係が日本よりフラット。(上司がとびっきり美味しい紅茶を全員に淹れてくれることも日常茶飯事)
  • 仕事は楽しみながらするものという概念が浸透している。どんなストレスフルな環境でも、楽しんでやっている?ということを上司がよく聞いてくれる。
  • 金曜日の午後は、週末への序章。。。3時を過ぎると、1人、また1人と、帰宅していく。。。
  • (勤務地がハロゲートだからかもしれないけれど)すぐ近くのウォーキングコースへ、仕事中ふらりと出かける。でもこれが午後の仕事の効率化にとても貢献している!
  • 会社のメンバーでのディナー、パブ時間は基本パートナーも同席してok 等々

彼の仕事の職場環境を知っていたから、すべてびっくりというわけではなかったけれど、私は日本で、長い伝統を重んじる日系企業でしか働いたことがなく、保守的な風土だったので、イギリスの企業は新鮮に映ります。

今は、フルタイムの仕事、翻訳、そして経理の資格に向けての勉強と、一週間がローラーコースターのように過ぎていきますが、久々のエネルギッシュな日々を楽しみつつ、出来る範囲での丁寧な生活を続けれればと思いながら過ごしています。